四季が明確で独特の地域環境を持つ韓国。季節の気運をたっぷり盛り込んだ個性あふれるフードフェスティバルが楽しさと感動をプレゼントします。
利川(イチョン)米文化祭り
10月

利川はお米の産地で有名です。利川米は朝鮮時代(1392~1910年)、王家に献上するお米でした。つやがあって適度にコシがあり、香ばしくかつ甘味がある利川米は、今も名声を博しています。利川では毎年、米の収穫時期である10月中旬に米文化祭りが開かれます。祭りの会場で最も目立つのは、利川米を利用した各種料理です。あちこちでご飯を炊く匂いと餠をつく音、よく発酵させたマッコリの香りが立ち込めます。利川米ご飯の名人戦、虹のカレトク(細長い餅) 作り、世界米料理コンテストなど興味深いプログラムとともにインジョルミ(黄な粉餅)作り、餅つき大会など誰でも気軽に参加することができます。




全州(チョンジュ)ビビンバ祭り
10月

ビビンバは「多様性の調和」という韓国の食美学が込められています。器一杯のご飯に各々調理された多彩な色の野菜類や肉類などを美しく盛った後、それを混ぜて食べるその味は絶品です。ビビンバの本場である全州の韓国伝統文化展堂では、毎年10月中旬にビビンバ祭りを開催します。若くてセンスのいいシェフたちが提供する個性ある新しいビビンバを味わえるプログラム「シェフの招待」をはじめ、ビビンバの由来を再現した4つの舞台劇公演、誰でも参加できる心のままにビビンバをデザインするDIYコーナー、ビビンバ料理コンテストなどが行われる楽しい
調和の祭りです。




淳昌(スンチャン)醤類祭り
10月

コチュジャンをはじめ、テンジャン、カンジャンなどの醤(ジャン)類は韓国人の食卓で欠かせない調味料です。大豆を発酵させて作った醤類はスープ、鍋料理、炒め物、和え物などほぼすべての韓食に特有のコクを引き立てる一種のソースです。淳昌は昔から醤類、特に、コチュジャンの本場です。淳昌民俗村一帯では毎年10月初めに醤類をテーマにしたおいしい祭りが開かれます。伝統醤類ソース作り、トッポッキ作り、伝統民俗遊び、王様の食膳体験などを楽しむことができます。さらに、国楽と農楽公演、コチュジャン料理コンテスト、EDM光のショーなどが多彩に行われ、コチュジャンのように熱くてスリル満点の祭りを楽しむことができます。



江景(カンギョン)塩辛祭り
10月

イリコ、海老、サッパなどの海産物を発酵させて作った、ソースとして使われる塩辛は、韓食特有の深いコクを出します。特にキムチを漬ける時、塩辛は必ず入れなければならない調味料です。大量のキムチを漬けるキムジャンのシーズンになると、塩辛を購入しようとする人々が途絶えない町があります。塩辛の本場「江景」です。江景では毎年10月中旬に塩辛祭りが開かれます。塩辛おにぎり作り、塩辛キンパプ作り、塩辛キムチ作り、調味料の塩辛作りなど珍味を味わえるおいしい体験プログラムが行われます。また、凧上げ、所願燈作り、伝統工芸など韓国人の興と美が感じられるプログラムも楽しむことができます。
041-746-5662
www.ggfestival.co.kr
忠清南道論山市 江景邑錦百路45



