すべての生命に感謝して 平和を祈る心

韓国の精進料理は、仏教の修行者が食してきた料理で、その歴史は1700年前に遡ります。仏教修行者にとって、食事はただ味を楽しんで栄養を摂取するための行為ではなく、真理を悟るための手段なのです。現在、精進料理は自然に近い料理であると同時に、生きることの本質を悟らせてくれる料理として知られ、新たに注目されています。

肉食と五つの野菜を禁じる理由

韓国の精進料理には、すべての生命が互いに依存しあって存在していることを悟り、調和しながら共存するという修行精神が込められています。精進料理では、肉や魚、鶏肉、卵など動物性食品を禁じており、これはすべての生命が自分と同じように大切だと考える仏教的慈悲観に基づいています。また、刺激的な味付けが修行の邪魔になるという仏教的な考えを反映して、五辛菜、つまり辛い味がする五つの野菜(ネギ、ニンニク、ニラ、ヒメニラ、ツルボ)が禁じられています。

自然に近い健康食

精進料理では禁ずるものが多く、肉や五辛菜はもちろん、人工調味料も使用しません。では、何を入れるのでしょうか?新鮮な旬の野菜や穀物、醤(カンジャン・テンジャン・コチュジャン)類、キムチなど様々な発酵食品が精進料理を構成しています。豆から良質のタンパク質を、各種野菜からビタミン・ミネラル・セルロース・薬用成分を摂取するため、栄養面も決して不足していません。また、五辛菜の代わりに、キノコの粉、昆布の粉、サンショウ、エゴマ、きな粉などを使い、刺激のないやさしい味に仕上げます。

淡泊で深い自然の味

宗教的志向の影響を受けた精進料理は、旬の野菜や穀物などをできるだけ自然のまま摂取することを重要視します。そのため、和え物、蒸し物、焼き物、漬物、野菜包みなど、油気のない淡泊な味を出す調理法が発達しました。味付けも調味料2種類ほどだけで簡単に済ませた結果、非常にさっぱりして食材本来の味が残る料理に仕上がります。野菜100%で低カロリーの精進料理は、自然に近い健康食として位置づけられています。

Tip: 韓国精進料理文化体験館

精進料理に造詣が深い僧侶などの精進料理専門家から約1,700年間受け継がれてきた韓国の精進料理を学ぶことができる体験空間です。菜食中心の淡白な精進料理も学び、僧侶とお茶を飲みながら談笑することも経験できます。

02-733-4650

www.koreatemplefood.com

ソウル市鐘路区栗谷路39

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